ダウ理論とトレンドの定義とは！？

ダウ理論とはチャールズ・ダウさんが唱えた理論です。

１　平均はすべての事象を織り込む
２　トレンドは３種類ある
３　主要トレンドは３段階からなる
４　平均は相互に確認されなければならない
５　トレンドは出来高でも確認されなければならない
６　トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

以上がダウ理論ですが、２つだけ簡単に説明していきます！

こんなの一言一句間違わずに覚えたってFXで勝てるようになるわけじゃありません。

大事なことは自分のチャートで検証することです！

１　平均はすべての事象を織り込む
為替レートは、経済指標や自然災害、各国の情勢などあらゆる事象を織り込んでおり、
すべての情報がチャートに現れる。

６　トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
明確なシグナルとは、上昇トレンドなら高値と安値の切り上げが終わったとき
下降トレンドなら高値と安値の切り下げが終わったとき

６番が私は大切だと思っているので説明します。
画像を見てください。

上昇トレンドで説明すると、
安値１が安値２を切り上げています。高値１が高値２を切り上げています。
このように、安値と高値が共に切りあがっている状態を上昇トレンドと言います。

下降トレンドの場合はその逆で考えてください。

では、明確な転換シグナルとは？

画像の矢印の部分が転換シグナルということになります！

上昇トレンドで説明すると、高値、安値共に切り上げて上昇トレンドできていたが、
青丸２の安値（点線）を割ったことにより、トレンドが崩れた！ということになります。

下降トレンドで説明すると、
高値、安値共に切り下げてきていたのが、赤丸２の高値（点線）を超えたことにより、
トレンドが崩れた！下降トレンドが終了したことになります。