ドル円：ダウ理論ではわからないこと。

ドル円４時間足チャートです。

ドル円の４時間足は、高値を更新したので、上昇トレンドは確定しました。

なので、どのトレンドを確定させた押し目ということで、

注目ポイントはこちらのラインに変わりました。

高値更新はヒゲでしか抜けていないので、ヒゲを無視するならまだトレンド確定ではありませんが、

抜けたのは事実ですし、上値を目指したことも事実です。

ですが、これはあくまでもダウ理論だけの話であって、ダウ理論だけではわからないこともあります。

私はこれ以上上げる力はないと思っています。

ダウ理論であれば、ここからロングエントリーで狙っていきましょうというのが定石だと思いますが、

私はショートを狙っています。

なので今は、トレンド→トレンドレス→トレンドの順番で言うと、

黒のラインを下抜けてトレンドレスに入る前の状態の相場だと見ています。

一旦ショートを狙っているということです。

黒のラインを下抜けただけでは下落トレンドは確定ではありませんが、

下落はあるということです。

「ヒゲで抜けただけはトレンド確定はしない」ということではありません。

ダウ理論ではトレンドの確定を決めるのは、ヒゲで抜けた場合と、実体で抜けた場合とで人によっても変わるのですが、これがローソク足の実体で抜けたとしても、私はこのように考えます。

相場には反転する時間と、反転するレートというのが存在します。

現在はこの２つは満たしているので、下落に入るのも時間の問題だと思っています。

人生には予測不能なことが多々起こります。

病気であったり、災害やリストラ、最近で言えば増税などもそうですよね、、、

予測不能でコントロールできないものに対しては、「もしそれが起きたときにどうするか」というプランを考えておく必要があります。

トレードも何が起こるかはわからないものなので、ある程度予測はできても、全て予測通りに動く訳ではありません。

もし地震が起きたらどうするか

もし会社を解雇されたらどうするか

もし想定通りの動きをしなかったらどうするか

事前にプランを考えておけば、そうなったときに冷静に対応ができると思います。

まずリスクを考えて、解決策を３つぐらいは用意できているといいですね♪

そのために収入源も１つよりは２つ、２つよりは３つ、多ければ多い方が良いですよね。