ユーロ円：２つの可能性！？ポイントは！？

ユーロ円４時間足チャートです。

これまではこちらのシナリオで見ていましたが、

赤の範囲を過ぎてから高値を更新した事で、現在はこちらの赤の範囲で天井を付けて下落して、１２７．９２以上の青の範囲で底を付けるシナリオで見ています。

前回ブログはこちら

直近では赤の範囲で高値１３０．４４を付けていますが、これから青の範囲に入ってくるので、高値１３０．４４で天井を付けている可能性は十分あります。

なので、ここからは底へ向けて下落開始なるかに注目していきます。

ただし、こちらのシナリオの場合、下落しても１２７．９２以上の青の範囲で底を付ける事が考えられるので頭に入れておいてください。

他クロス円もいつ天井を付けて下落してもおかしくない状況なので他クロス円の動きにも注目していきます。

今回の４時間足の動きから、日足は少し複雑な状況になってきたので日足も見ていきます。

日足チャートです。

日足は少し複雑な状況で、２つの可能性を考えています。

１つは、これまで見ていた、起点の１２８．５８からのシナリオです。

こちらは既に一度起点を割れている事で、天井は１３０．５５が確定していて、現在は底へ向けて下落中で１２８．５８以下の青の範囲で底を付けるシナリオです。

こちらのシナリオがこれから底を付けるには、天井から一番安い安値が底というセオリーから、

現在は上昇していますが１３０．５５以下で戻しを付けて下落して直近安値１２７．９２を割れる必要があります。

ただし、現在は大きく上昇していて、青の範囲が近づいてきているので時間的な余裕も無くなってきています。

更に１２７．９２は４時間足の起点となっているレートで、先ほどお伝えしたように、４時間足では１２７．９２以上で底を付ける可能性が高くなってきているという状況です。

この４時間足の状況と青の範囲が近づいていて時間的な余裕が無くなってきている事から、

日足の１２８．５８からのシナリオは短縮して直近の安値１２７．９２で底を付けて反転している可能性も考えられます。

これが２つ目の可能性です。

この場合、まだ反転して間もないのでしばらく天井へ向けて上昇していく事が考えられます。

このように２つの可能性が考えられますが、このまま続伸して、１３０．５５を超えれば、こちらの１２７．９２で反転していると判断していきます。

現在ユーロ円はロング保有していますが、既に一部利確済みですし、既に反転していてしばらく上昇していく可能性もあるので放置していきます。

現在のポジションはこちらです。

建値まで戻ってきた通貨は建値で決済しました。

無理な勝負はしない！

現在は少し複雑な状況になってきましたが、

こういった場面でなかなか思ったような成果が出せないと、焦ってしまって無理な勝負を無意識にしてしまう方も多いようですが、それはリスクが高い行為です。

そもそも複雑なのですから、利益を得られないのは当たり前の話です。

それなのに、自己都合での判断をして資金を集中して投資し、損失を一気に取り返そう、と考えてしまいがちです。

また、ツイッターなどのSNSで、プロのトレーダーが「今月もこれだけ稼ぎました！」などと言っているのを見て、「私も同じように稼がないと！」と無理はやめるようにしてください。

そもそもプロトレーダーと同じような成果を出すのが無理な話ですし、人によっては話をかなり盛っている可能性だってあります。

損失が出ているということは、現状のマーケットで利益が得られにくい環境にあるわけです。

そんな中で勝負にいっても、失敗してしまう可能性の方が高くなるのは、冷静に考えれば分かることです。

頭に血がのぼったり焦ったりして、知らぬ間に勝負に向かってしまうことのないよう、十分気を付けてください。