ユーロ円：短期と中期の立ち回り！

ユーロ円４時間チャートです。

ユーロ円も８日の安値１２９．６１で反転と見て、こちらの赤の範囲で天井を付けて下落し、１２９．６１以下の青の範囲で底を付けるシナリオで見ています。

理由は後で説明しますが、日足が高値１３２．６８で天井を付けて、底へ向けて下落中と見ているからです。

前回記事

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ユーロ円：注目ポイント！

現在４時間足では反転上昇中で、これから天井を付けると見ていますが、赤の範囲内なので常に天井を疑いながら高値に注目していきます。

更に日足が１３２．６８で天井を付けていると見ているので、これから天井を付けるにしても１３２．６８を超える事無く天井を付けて底へ向けて下落する可能性が高いです。

現在は反転と見て安値１２９．６１付近からロングを保有していますが、このシナリオで見ているので短期的に考えています。

日足チャートです。

日足は前々からお伝えしているこちらのシナリオで見ています。

既に一度、起点の１３０．０３を割れた事でこちらのシナリオが確定し、現在は天井の１３２．６８から底へ向けて下落中です。

こちらのシナリオが確定した状況で、青の範囲まで時間的な余裕もあるのでまだまだ続落の展開と考えています。

日足が続落の展開と見ているので、４時間足もあのシナリオで見ているという事です。

４時間足では現在反転上昇中ですが、この日足の底へ向けた下落の戻しとなる可能性が高いです。

逆にこの日足の状況を考えると、中期的にはショートを狙っていく場面と言えますね。

なので、日足の下落の戻しのタイミングになる、今回の４時間足の天井からショートを狙ていきます。

今回のロングエントリーは逆張りになるので、ロング決済してドテンでショート狙いで見ています。

難易度が高いので集中して見極めていきます。

こういった事を頭に入れてここからの４時間足の動きに注目していきます。

現在のポジションはこちらです。

行動経済学で観察される現象の一つに、「損失回避性」というものがあります。

簡単に言うと、10000円損をした時の苦痛は、10000円得をした時の満足感よりもずっと強いということです。

マイナスの刺激はプラスの刺激の2～2.5倍も強いと言われています。

損に対する恐れ、損をした時の苦痛というのは、人の心を動揺させます。

この「損をする結果はできるだけ避けたい」という気持ちは、資産運用にあたっては大きな壁となります。

そもそも「投資をせず、損もしない」という選択肢と、「投資をして、利益を得られるかもしれないが、損をすることもある」という選択肢があった場合、

投資から期待できるリターンやリスクについてよく考える前に、「投資しない」方を選びたくなります。

長い人生にわたって貯金を取り崩していくだけという不安と、投資から期待できるリターンとを天秤にかけて、

値動きがある資産に投資をするという選択肢を選んだとしましょう。

資産の価格は上がることもあれば、下がることもあります。

そのことは頭では分かっていても、元本を少しばかり上回ってくると、「今売れば損をすることはない」と、すぐ売りたくなってきます。

逆に元本を下回っていると、「売らない限りは損をした訳ではないのだから」などと考えてしまい、

気づいた時には更に値下がりしていて、売りどきを逃したりします。

ある人は、「損をした分を取り戻さなければ」と他にリスクの高い投資に手を出してしまうかもしれません。

資産形成をする上では、損をする可能性を抑えながら、長い目で少しずつ資産を育てていくことが大事です。

10年後、20年後を見通した資産形成について行動できているかを確認し、それができていることで良し、と考えるようにしてください。

焦らず、ギャンブルではなく、合理的な方法を考えるようにしてください。