ドル円：ダウ理論の転換ポイント！

ドル円４時間足チャートです。

ドル円は高値更新を見たので上昇トレンドの確定を見ました。

上昇トレンドを確定させた安値は107.65です。

トレンドの注目ポイントはこちらの安値に変わりました。

ダウ理論ではこの安値を割れるまでは上昇トレンドの継続と見る以外にありません。

ただし、この安値を下に抜けたからといって下落トレンドに切り替わるわけではありません。

この安値を下に抜いた場合は一旦トレンドレスの状態になります。

トレンドレスとはトレンドはどちらでもない状態ということです。

つまり上昇トレンド継続で見る場合には次の押し目で買いエントリーを狙う場面です。

現在がそのような押し目の下落の可能性があるということです。

そしてまた高値更新をすれば上昇トレンド継続です。

トレンドは常に、

トレンド→トレンドレス→トレンドの状態で動いていくということです。

私は常にトレンドの初期段階を狙っています。

なので、現在の相場で言うと、下落トレンドに入る前のトレンドレスの状態からショートを保有しておきたいわけです。

ダウ理論ではトレンドが確定してから継続を狙うというのが一般的に言われることですが、

継続するかどうかという判断を初心者がするのは難しいと思います。

継続しなかったら損切りすることになります。

私はトレンドの初期段階から仕込むので、トレンドの転換も継続も見届けるということです。

ドル円の今の相場は、私はダウ理論以外の理論を使って、上昇トレンド継続かどうかの

判断をしてからトレンド転換のショートを狙っている場面です。

継続の場合の押し目買いはここではしません。

完璧主義者と達成主義者。

両両者は似ているようで違います。

あなたはどちらですか？

目標売り上げが１億円だとします。

・完璧主義者

彼らは１億円の目標ピッタリで達成しようと考えます。

なるべく無駄な努力を避けて、最小限の力で達成したい。

いくつものプランを検討して、あらゆるノウハウを集めます。

一個一個の点を完璧にしようとしてあれもこれも吟味してからでないと前に進めないのが特徴です。

試行錯誤する割には行動が遅く、期限までに達成できないことが多いです。

・達成主義者

目標の１億円にどうすれば達成できるか、とりあえずできることは全部やっておこう。

かなり非効率に見えますが、これくらいやれば「最低でも１億円は超えるだろう」と考えます。

考える時間も惜しいので、考えられる手段は試します。

ピッタリ１億円を目指しているわけではなく、最低でも目標を達成すればいいという考え方です。

目標はただの通過点であり、９９個失敗しても１個が成功すればいいんです。

彼らは目標までを、線で繋ぐことを考えています。

行動が早いので、”いつの間にか目標を大幅に達成していた”という現象がおきます。

完璧主義者は目標が満点で、なるべく労力は使いたくないと考えているので、それを超えるという発想はありません。

目標を１１０％や１５０％で達成してしまったら頑張り損だと思ってしまいます。

手法A、BがあってAに無い良さがBにあって、Bに無い良さがAにある。

AとB両方の良さを持つ方法はないか？

すると新たにCが出てきて、CはAの良さがあるが、Bの良さは無い、、、

そんな風に完璧主義者は確実に納得してからでないと先に進めません。

Aで失敗したらどうしよう、後からDという手法がでてきたら損だ。

目標まで無駄な努力を避けて最短距離で目指していたのに、時間だけがかかり遠回りになってしまいます。

このマインドをリセットしない限り、成功はつかめないと思います。