豪ドル円：現在のシナリオとポイント！

豪ドル円４時間足チャートです。

これまで見てきた８３．９７が起点のシナリオは、現在青の範囲に入ってきて時間的な余裕はありません。

前回ブログはこちら

注意していた通り、しつこく上昇していて、現在も高値更新していますが、時間的な余裕は無いので、いつ天井を付けて下落してもおかしくありません。

なので、変わらず天井は疑いながら見ていきます。

ただし、前々お伝えしている様に、今回は下落しても起点の８３．７９以上の青の範囲で底を付けるので頭に入れておいてください。

また、時間的な余裕は無いので、これから天井を付けて下落してもすぐに底を付ける可能性もありますが、少し延長して底を付ける可能性も考えられます。

更に時間的な余裕は全く無くなってきていて、前回の８１．９９からのシナリオが１５日の安値８４．５７で反転している可能性もあるので、

８４．５７が起点のシナリオも考えておきます。

４時間足チャートです。

１５日の安値８４．５７が起点のシナリオは、上記の画像の様に、赤の範囲で天井を付けて下落して、８４．５７以上の青の範囲で底を付けるシナリオで見ていきます。

どちらにしても、現在は赤の範囲に入ってきているので、天井は疑いながら見ていきます。

ただし、赤の範囲も時間があり、まだ上昇余地もあるので、まだ高値更新してもおかしくありません。

高値更新しても現在は赤の範囲内なので常に天井は疑いながら見ていきます。

また、こちらのシナリオでも天井を付けて下落しても８４．５７以上の青の範囲で底を付けるので頭に入れておいてください。

８３．７９が起点のシナリオは時間的な余裕が無いので、今後まだ続伸していく場合、上記の様に見ていく必要があるので頭に入れておいてくださいね。

どちらのシナリオでもこれから天井を付けるので、天井からショートが狙えますが、どちらのシナリオでも、短期的な下落で起点以上の青の範囲で底を付けるので注意してください。

日足チャートです。

日足は前々からお伝えしている、８０．３５が起点のシナリオは、上記の画像の様に青の範囲も終盤で時間的な余裕は殆ど無い中で高値更新しています。

今回の４時間足の天井で日足も天井を付けて、今回の４時間足の底で日足も底を付ける可能性も０ではありませんが、

他クロス円の日足では７日付近の安値で反転しているので、豪ドル円の日足も現在の４時間足の起点でスタートしている可能性も考えられます。

日足チャートです。

４時間足では７日の安値８３．７９もしくは１５日の安値８４．５７が起点の可能性があるので、起点はまだ断定はできませんが、

日足ではどちらにしても、まだ時間的な余裕があるので、上昇してもおかしくありません。

また、反転して間もな無く、情報が少ないのでシナリオもまだ断定できませんが、

他クロス円の動きから考えると、中央の本数約１７本より右側で天井を付けて下落して、起点以上で底を付ける可能性が高いと見ています。

まずは今後の４時間足に動きから日足の起点の断定をしていきたいと思います。

少し複雑な状況ですが、前回もお伝えしている様に、月足で高値更新していて、買い勢力の強い場面なので、上目線も持って相場を見ておきます。

このような状況なので、先程説明したように、４時間足では天井からショートが狙えますが、

日足は７日もしくは１５日付近の安値が起点で天井へ向けて上昇中の可能性が高くなってきていて、

仮に８０．３５からのシナリオが継続しているにしても今回の４時間足の底で日足も底を付けるので、仮にショートを保有しても今回の４時間足の底で決済していく必要があります。

また、月足天井へ向けて上昇中でショートは少し難しいということもあるので、スイングは今回の４時間足の底からロングを狙います。

現在ポジションは保有していません。

自己理解

「優れた手法を学べば儲かる」と信じている人はとても多いです。

確かに良い手法を学べばパフォーマンスの上がる確率は高まります。

例えば、ファンダメンタル分析によってお宝銘柄を発掘することは利益につながるひとつの方法です。

テクニカル分析でタイミングを見計らって市場に参加することも値動きを読むのが好きな人にとっては効果的なやり方です。

ただし、ひとつある疑問が出てくるのも事実です。

その疑問とは「同じようなやり方をしているにもかかわらず、結果を出せる人とそうでない人が生まれてしまう」というものです。

優れたノウハウを手に入れることによって儲かるのであれば、誰がやっても儲かるはずです。ただし、現実にはそのようなことはあり得ません。

実は、儲けるためには、自分自身を正しく理解しておくことも求められます。

自分の弱みはどこにあるのか、自分はどういう失敗をしやすいのか、

そういうことを正しく理解していないとどんなに優れた方法を手に入れたとしてもその効果を享受する事はできません。

自身の弱点がノウハウの効果を打ち消してしまうからです。

手法は確かに大事です。　それ以上に大事なのは自分自身を理解しておく事です。