ドル円：複数のシナリオと戦略！

ドル円４時間足チャートです。

４時間足は、前回お伝えした２３日の安値１２０．５８が起点のシナリオで見ています。

ただし、現在は少し判断しづらい状況となっています。

前回ブログはこちら

現在は中央より左側で最高値１２５．０９を付けているので、今後下落して１２０．５８以下の青の範囲で底を付ける可能性があります。

今後起点の１２０．５８を割れてくれば、天井１２５．０９が確定するので、下落する場合１２５．０９割れするか見ていきます。

ただし、１２５．０９を割れない限り、これから高値更新して天井を付ける事も可能で、

現在は中央も過ぎてきているので、これから天井を付けるのであれば下落しても１２０．５８以上の青の範囲で底を付けるので頭に入れておいてください。

クロス円では２３日の安値付近まで下落しているので、クロス円は２３日の安値を割れていく可能性はしっかり頭に入れておきます。

現在は少し判断しづらいので、今後は上昇していく場合、１２５．０９を超えていくか、下落していく場合、１２０．５８を割れていくか見て判断していきます。

また、前回お伝えした様に、１５日の安値１１７．６９が起点のシナリオも０では無いので確認しておきます。

４時間足チャートです。

１５日の安値１１７．６９が起点のシナリオは、前回もお伝えした様に、赤の範囲で天井を付けて下落して、１１７．６９以上の青の範囲で底を付けるシナリオで見ていきます。

そして、赤の範囲内で付けた１２５．０９が天井で、現在は青の範囲に入っているので、底は疑いながら見ていきます。

こちらのシナリオは、下落しても１１７．６９以上の青の範囲で底を付けるので頭に入れておいてください。

また、昨日の安値１２１．２７で底を付けている可能性も頭には入れておきます。

日足も見ていきます。

日足チャートです。

日足は変わらず、１１４．４０が起点で、中央の本数約１７本よりも右側で天井を付けて下落して、１１４．４０以上の青の範囲で底を付けるで見ています。

現在は中央の本数も過ぎているので、天井を疑いながら見ています。

また、前回もお伝えした様に、４時間足が、

１１７．６９が起点のシナリオの場合、今回もしくは次回の４時間足の天井で日足も天井付ける可能性が高いです。

１２０．５８が起点のシナリオの場合、今回の４時間足の天井で日足も天井を付ける可能性が高いです。

４時間足は現在どちらのシナリオでも、２８日の高値１２５．０９で天井を付けている可能性があるので、日足も１２５．０９で天井を付けている可能性があります。

ただし、４時間足が１１７．６９が起点のシナリオの場合、次回の４時間足の天井で日足も高値更新する可能性もありますし、

４時間足が１２０．５８が起点のシナリオの場合でも、まだこれから高値更新して天井を付ける可能性もあるので、

日足もまだ高値更新してから天井を付ける可能性は頭に入れておいてください。

なので、変わらず日足の天井を判断していく上で４時間足の動きに注目していきます。

上記の様に日足も少し判断しづらい状況ですが、１２５．０９で既に天井を付けている可能性も頭には入れながら、今後の動きは見ていきたいと思います。

また、日足が天井１２５．０９で天井を付けている可能性もあるので、付近までの戻しがあればショートが狙えます。

ただし、４時間足が１５日の安値１１７．６９が起点のシナリオの場合、青の範囲に入っているので、底からロングも狙えます。

昨日もお伝えしましたが、少し判断しづらい状況なのでトレードするにしてもポジションサイズを落とす等してリスクヘッジはしていきます。

現在ポジションは保有していません。

好意的なバイアス

買った時より大幅に価格が下がっても、「これだけ下がったのだから、もう少しで上昇に転じるのではないか」などと考え、

悪い情報が流れてきても、自分にとって好ましい情報や解釈ばかりを受け入れようとします。

そして、いよいよ損失が大きくなり、売却を決心せざるを得なくなった時は、「もう二度と投資なんかやるものか」と、怒りを爆発させることになります。

そうなると、資産にも精神にも大きなダメージになります。

このような感情のワナから抜け出すのは大変です。

昔から、投資で一番難しいのが「損切り」だと言われています。しかし、上手に「損切り」できる人が投資で成功しているとも言われます。

損切りを上手に行なっている人には、その時の感情に左右されないようにどのくらいの損失になったら損切りするかを予め決めておくという人も多いです。

また、損失が許容範囲にある段階で、「自分がその資産を保有していなかったとしても、現時点で買いたいかどうか」と自分に問うことです。

「やはり買いたい」と思うのか、他に有望な資産があるのか別の立場から見るように努めます。

損切りを「失敗」と捉えるのではなく、状況に応じて選びとることができればより望ましい資産運用に近づくことができます。