ドル円：戦略と注目ポイント！

ドル円４時間足チャートです。

前回ブログはこちら

下記画像の１１７．６９が起点のシナリオは、

前回お伝えした様に、１２１．２７で底を付けて反転していると見ています。

１２１．２７が起点のシナリオは、ユーロ円の状況から上記の大画像の様に赤の範囲で天井を付けて下落して、１２１．２７以下の青の範囲で底を付けるシナリオで見ていきます。

現在は赤の範囲に入っているので、天井を疑いながら見ていく必要があります。

ユーロ円の動きから１日の高値１２３．０２で既に天井を付けている可能性があります。

ただし、赤の範囲ももう少し時間があるので、これから高値更新して天井を付ける可能性もありますが、赤の範囲内なので常に天井は疑いながら見ていく必要があります。

相場は天井を付ければ底へ向けて下落していきます。

そして、現在は上記の大画像の様に、青の範囲まで時間的な余裕があるのでしばらくは続落して安値更新していきます。

また、これから起点の１２１．２７を割れれば天井１２３．０２が確定するので頭に入れておいてくださいね。

１２１．２７が起点のシナリオの場合、現在は赤の範囲内で１２３．０２で既に天井を付けている可能性があるので天井からショートが狙えます。

また、前回お伝えした３月２３日の安値１２０．５８が起点のシナリオもあるので確認しておきます。

４時間足チャートです。

１２０．５８が起点のシナリオは、現在反転範囲が近づいてきていて時間的な余裕は無くなってきています。

１２５．０９を割れない限り、これから高値更新して天井を付ける事も可能ですが、

現在は時間的な余裕は無くなってきているので、既に１２５．０９で天井を付けている可能性が高いです。

そして、１２５．０９は中央より左側でを付けているので、今後下落して１２０．５８以下の青の範囲で底を付ける事が考えられます。

今後起点の１２０．５８を割れてくれば、天井１２５．０９が確定するので、下落する場合１２５．０９割れするか見ていきます。

上記のどちらのシナリオでも今後１２１．２７を割れていく事が考えられます。

１２１．２７が起点のシナリオでも１２０．５８を割れていくと思いますが、

１２０．５８以下まで下落していく場合は、上記の１２０．５８が起点のシナリオでの反転範囲になるのでこのシナリオでのロングも狙っては見ていきたいと思います。

ただし、上記の１２０．５８が起点のシナリオではない場合は、１２１．２７が起点のシナリオでさらに下落していく事が考えられるので注意してください。

日足も見ていきます。

日足チャートです。

日足は変わらず１１４．４０が起点で、中央の本数約１７本よりも右側で天井を付けて下落して１１４．４０以上の青の範囲で底を付けるで見ています。

現在は中央の本数も過ぎているので、天井を疑いながら見ています。

そして、前々からお伝えしている様に、

４時間足が１２１．２７が起点のシナリオの場合はこれから高値更新して天井を付ける可能性もありますが、

１２５．０９を超える事無く１２３．０２で既に天井を付けている可能性があるので、日足は１２５．０９で天井を付けている可能性が高いです。

１２０．５８が起点のシナリオの場合でも２８日の高値１２５．０９で天井を付けている可能性があるので、日足も１２５．０９で天井を付けている可能性があります。

前回もお伝えした様に、日足も１２５．０９で既に天井を付けている可能性も頭に入れながら、今後の動きは見ていきたいと思います。

現在ポジションは保有していません。

損失回避性

簡単に言うと、10000円損をした時の苦痛は、10000円得をした時の満足感よりもずっと強いということです。

マイナスの刺激はプラスの刺激の2～2.5倍も強いと言われています。

損に対する恐れ、損をした時の苦痛というのは、人の心を動揺させます。

この「損をする結果はできるだけ避けたい」という気持ちは、資産運用にあたっては大きな壁となります。

そもそも「投資をせず、損もしない」という選択肢と、「投資をして、利益を得られるかもしれないが、損をすることもある」という選択肢があった場合、

投資から期待できるリターンやリスクについてよく考える前に、「投資しない」方を選びたくなります。

長い人生にわたって貯金を取り崩していくだけという不安と、投資から期待できるリターンとを天秤にかけて、

値動きがある資産に投資をするという選択肢を選んだとしましょう。

資産の価格は上がることもあれば、下がることもあります。

そのことは頭では分かっていても、元本を少しばかり上回ってくると、「今売れば損をすることはない」と、すぐ売りたくなってきます。

逆に元本を下回っていると、「売らない限りは損をした訳ではないのだから」などと考えてしまい、

気づいた時には更に値下がりしていて、売りどきを逃したりします。

ある人は、「損をした分を取り戻さなければ」と他にリスクの高い投資に手を出してしまうかもしれません。

資産形成をする上では、損をする可能性を抑えながら、長い目で少しずつ資産を育てていくことが大事です。

10年後、20年後を見通した資産形成について行動できているかを確認し、それができていることで良し、と考えるようにしてください。

焦らず、ギャンブルではなく、合理的な方法を考えるようにしてください。